唯一無比といえば

今更、という気がなきにしもあらず、ですが、
3月の中旬に、シルク・ドゥ・ソレイユの”KOOZA”、観にいってきました。

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San Joseにきている、というのを知って、チケットを取って、すごく楽しみにしていたのです。
行ったのは、最終日の最終公演。
正面の前のほうの席が取れて、始まる前からワクワク。

ショーの開始前から、クラウンが客席にやってきて、
お客さんにいたずらをしかけたり、
どたばたの追いかけっこを始めてみたりして、
お客さんを盛り上げていくのが、また楽しい。

今回の”KOOZA”は、一人ぼっちの男の子が主役。
魔法の力(?)をかりて自分の場所を見つけていく、というストーリーです。

まあ、ストーリーはさておき。
衣装も、舞台装置もさすがですが、
自転車を使った綱渡りや、
シーソーや大玉、大掛かりなセットを使ったダイナミックなアクロバティック、
体のしなやかさやバランスを活かしたパフォーマンス。

あと、クラウン!!!
特に、今回のはクラウンが良かったなあ。
お客さん参加型のパフォーマンスが多くて、
次、もし指名されたらどうしようう、とか、ドキドキしました。

まさに、これぞ、シルク・ドゥ・ソレイユ、という構成で、3時間ほどがあっという間でした。

最終公演ということがあってか、
最後の挨拶の時に、
主役の方から劇団員の一人にさっと花束が手渡されて、その方が涙ぐまれたり、
アクロバティックで組んでいた男女ペアの一組が、舞台上で指輪の交換をしたり、
という、舞台の裏側がうかがえるような出来事もあったりして、
ちょっと、おまけ、のような楽しみもありました。

私の表現力では全然伝わらないと思うので、公式サイト(→こちら)もご覧くださいね。
動画が見られるので、そちらをみていただけると、少し雰囲気がわかるかと思います。

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そうそう、印象に残っていることのひとつが、綱渡り。
これは、若い男性二人と、ちょっと年齢の上のベテランが2人、という構成で、
主に若い方の方が目立つところ(飛んだり跳ねたり)で、
年長の方が支え役、彼らの台となる方なんですが、
この一番年長の方のおちつきっぷりというか、腰の座り方がかっこよかったー。

一度、若い方がバランスを崩して失敗しちゃったんですよね。
で、失敗した時に、もう一度やるか、次に行くかっていう選択があったみたいなんですが、
綱の上で、二言三言、言葉を交わして、
もう一度って年長の方が決断するところ、あの場面、良かったなあ。
ほんの数秒なんですけどね、
短い言葉と視線のやり取りとか、気合の入れなおし方とか、気持ちの切り替えとか。
惚れ惚れしちゃいました。
プロだよなあ、男気があるわーと。
すごく地味なところに注目してますけど(笑)

いやー、もうね、横で彼があきれるほど夢中で見ていたので、
体力を使い果たして、帰りの車の中では、ぐったりでした。
興奮して手を叩き過ぎて手のひらはジンジンするし、
何をどう力を入れたんだかわからないんですが、変なところが痛いし、
(たぶん、緊張感のある場面で、一緒になって緊張していたせい)
いろんな表情しすぎで、顔はほんのり筋肉痛だし。
ほんと、堪能しました。楽しかった~。

先日、シルク・ドゥ・ソレイユ初体験の友人に、
“シルク・ドゥ・ソレイユってどういうの?”って聞かれたのですが、
シルク・ドゥ・ソレイユらしいものって他にないなあ、って説明に困ってしまいました。
「ほぼ日刊イトイ新聞」で、ちょうどシルク・ドゥ・ソレイユの連載が始まって、
唯一無比、の彼らの舞台裏がどんななのか、とても興味があります。
こちらも楽しみです。
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by SammyFelix2006 | 2008-04-03 22:20 | Daily Life
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