忘れられないこと、忘れちゃいけないと思うこと

今日はちょっと、まじめな話です。


先週の木曜日、こちらの地元新聞「PALO ALTO DAILY NEWS」の一面に、
“Professor gives final lecture”という見出しと写真つきで、
スタンフォード大学のPhilip Zimbardo教授の退職の記事が載っていました。





Philip Zimbardo教授は、1970年代に「スタンフォード監獄実験(Stanford prison experiment)」を行ったことで有名な人です。
最近では、Abu Ghraib刑務所でのアメリカ兵によるイラク人虐待の裁判にも関わっているようです。この記事で知りましたが。

この教授そのものはちょっと横においておいて。
この実験のこと。
ご存知の方もご存知でない方もいらっしゃるかもしれないですが、
詳しくはwikipediaの説明をご覧ください。
(「スタンフォード監獄実験」で検索すると出てきます。)

この実験、私は大学生の時の授業で知りました。

それまで、人並みにはそれなりに色々あったにせよ、
かなりお気楽に、幸せに生きてきたその頃の自分にとって、
“人間には良い面と悪い面があって・・・”
ということだけでは片付けられない、
自分の根本から脅かされるような、骨まで冷え切るような、
そんな感覚を覚えた瞬間でもありました。

その後、この実験を基にした映画(「es」)も観たのですが、それはそれは、すごいです。
信じられない、と思うのではなく、
人間って(自分も例外ではなく)、たやすく、こんな風になれるんだよなーっていう事が、
すごくよくわかるから、恐ろしい。

今回、この記事を見て、その時の衝撃を、改めて思い出しました。

人間のこと、世の中のこと、自分自身のこと、
色々なことを考えさせられることでもあるし、
隅に追いやってしまいたいような、
でも、忘れてはいけないことなんだろうなとも思ったりします。

興味のある方、知らなかった方、是非、映画「es」をオススメします。
がっくりきてしまうので、是非、元気な時にご覧ください。
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by SammyFelix2006 | 2007-03-13 19:05 | Daily Life
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