京都旅行2日目は、
今回、最も楽しみにしていた
瓢亭から。
朝がゆで有名なこのお店。
いろんな方のブログで拝見していて、どうしても、どうしても、一度行ってみたかったのです。
平日の朝ということもあってか、とても静か。
よく手入れされている日本家屋独特の雰囲気と匂いとがあって、お茶の先生のお宅にお邪魔した時のことを思い出しました。
ひょうたん型の器は、三段重ね。
一番上には、茄子の胡麻煮(右上)、二段目には、煮魚(左下)、三段目には、野菜の煮物(右下)。
どれもきちんとしていて、柔らかな味付けです。
これに、お豆腐と海苔の、温かなおわんがつきます。
そして。 おかゆのお盆。
おかゆには味がついていないので、とろりとした葛をかけて、具を載せていただきます。
何品ものおかずと一緒に、ゆっくりといただきました。
おかゆをこんな風に食べたのは生まれて初めて。
味はもちろん申し分なく、一品一品を丁寧に作ってあるなあという感じがします。
見た目は品よく、奥ゆかしく、
でも、見えない所にすごく手間をかけているっていうのでしょうか。
なんとも贅沢な、満ち足りた食事でした。